腰に力が入った瞬間、ギクッとなって動けなくなるいわゆる「ぎっくり腰」。西洋では「魔女の一撃」と言われたりもします。
ひどい時は、トイレに行くにも這って行かなくてはならない場合もあります。
「ぎっくり腰」になるという事は、すでに相当腰の筋肉が弱っている状態です。そして、そうなる前からだるさや重さなどの何らかのサインが腰から出ていたと思います。
長時間のデスクワークや立ち仕事、重い荷物を持ったり、中腰の姿勢など不良姿勢が長く続いたりすると、知らないうちに腰の筋肉に疲労が蓄積されて弾力性が低下し、「しなやかさ」が失われている時が一番危険な状態です。
東洋医学的には、「腎」の臓の働きの低下によるものが最も多いです。
その原因は、ストレスや睡眠不足、飲食の不摂生、身体の冷え、働き過ぎで休養不足などが挙げられます。
その他に、骨盤内臓器の生殖器系に関するものは、「肝」の臓に関係が深く、ホルモン系の異常による生理痛や生理不順、障更年期害などと共に腰痛が発生します。
『腰』は、上半身と下半身をつなぐ、身体の「要(かなめ)」になる部分重要な部分です。
普段から、生活習慣や姿勢に気を付けて、下肢のストレッチや体幹トレーニング、ウォーキングなどで腰回りを強化する事が大切です。
仕事が忙しくなかなか時間が取れない時は、急なぎっくり腰や骨盤内臓器に起因する腰痛予防に、腰活サポートで「腰」の柔軟性をしなやかに保ちましょう!