
去る6月27日(日)福島の郡山で行われた第8回DSAMの講習会に参加しました。
DSAMの活動は、主に災害にあって避難所に避難している地域の人たちの健康を支援する事です。
避難所生活では、プライバシーが守られにくく、それまでの生活から変化することにより、身心の不調から健康を害する方が増えてゆきます。鍼灸マッサージの施術により症状を軽減し、悪化を防ぐ事が期待できます。また薬では治らなかった症状に対して効果がある例もあります。
当日の講習会では、基本的な災害に対する考え方と、DSAMの災害医療救援組織の中での立ち位置などを学び、後半は各班に分かれて実際の鍼灸マッサージ施術支援のロールプレイングを実習しました。
私も30年前の阪神淡路大震災の時に単独で、ボランティアに駆け付けた経験があり、今回の講習は実践的で、とても充実した講習会となりました。